『肉なし』野菜ベジタリアンカレー(ヴィーガン)
お肉を入れずに、野菜だけで作るベジタリアンカレーを紹介します。野菜の旨味が美味しいカレーです。季節の野菜を加えてお試しください!
カレーライスは、子供がもりもり食べてくれる鉄板メニュー!
今回紹介するのは、お肉なし、野菜が主役のベジタリアンカレーです。定番の野菜に加え、旬の夏野菜を合わせてみました。
そして、野菜だけのカレーライスを美味しくする主役は、ストウブ鍋。ストウブの重たいフタが野菜の旨味を閉じ込め、一緒に蒸し煮にしてくれます。野菜たっぷりのカレーにはストウブが断然おすすめです!
- こんな方にオススメ!
- お肉なしのカレーライスを作りたい
- 野菜だけを使ってカレーライスを作りたい
- ストウブ鍋でカレーライスを作りたい
- ヴィーガン・ベジタリアンのレシピを探している
では、材料や作り方を詳しく解説しますので、最後までぜひご覧ください。レシピだけ確認したい方は、後半のレシピカードへどうぞ。
このレシピの特徴
- お肉なしカレー
- ストウブで作る
- 具材は野菜だけ
- 植物性カレールーを使用
- ヴィーガンレシピ
ストウブ鍋を使う理由
素材の美味しさを逃さないから。
普通の鍋で、フタをして野菜を蒸し煮にする場合、蒸気とともに野菜の甘みや旨味が逃げてしまいます。ストウブ鍋はフタが重いので、その蒸気を逃すことなく、野菜の美味しさを鍋の中に閉じ込めてくれます。
カレーのような野菜を煮込む料理には、ストウブが向いています。少量の水と塩を加え、野菜に含まれる水分で蒸し煮にします。塩を加えることで、野菜の水分が出やすくなります。
ちなみに、このレシピではストウブココットラウンド22cmを使います。4人家族分のカレーを作るのにはちょうど良いサイズです。
参考レシピストウブ料理
📋 必要な材料
使う材料はこちら!(詳しい分量は、下のレシピカードに記載しています)
- 野菜 >> じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ
- 塩
- カレールー
定番の野菜に、かぼちゃ、ピーマンを加えます。下の”ヴァリエーション”セクションに、他の野菜についても記載してますのでご覧ください。
カレールー
キューブを溶かすだけで簡単に作れるカレールーは、家庭で作るカレーには欠かせない材料です。これでほぼ味が決まります。そんなルーは何から作られているかご存知ですか?
メーカーによってフルーツが入っていたり、乳製品が入っていたり、様々ですが、一般的なルーの基本的成分はざっとこんな感じです。
カレールーの原材料:
ラード・牛脂、カレー粉、でん粉、塩、砂糖、香辛料、チキンブイヨン …etc.
必ず動物油脂が含まれていますので、ベジタリアンカレーには使えません。
植物性カレールー
我が家で愛用しているのはこちら:動物由来原料を使っていない成城石井のカレールー。化学調味料も使用していないので、添加物が気になる方にもオススメです。また、キューブではなくフレーク状なので溶けやすいです。
甘口、中辛、辛口と3種類あり、小さなお子さんがいる場合は甘口で。甘口でも甘すぎず、子供にはちょっぴり辛いようです。辛いのが苦手な大人にはちょうど良い辛味だと思います。
🔪作り方の詳しい解説
では、材料がそろったところで、作り方を詳しく解説していきます。レシピ動画もありますのでこちらもご覧ください。
- 野菜を切る >> 野菜を食べやすい大きさに切ります。写真では一口より少し大きめに切っています。
- 野菜を炒める >> 鍋に油をひき、中火で野菜を順番に炒めていきます。玉ねぎ→じゃがいも→人参、かぼちゃ→ピーマン。野菜たちに油がまわるように、軽く炒めます。
- 塩と水を加える >> 塩と水50mlを加え、蓋をします。塩を加えることで野菜たちの旨み、甘みが水分として流れ出てきます。
- 蒸し煮する >> グツグツ沸騰し、蓋の隙間から蒸気が出てきたら、弱火にして10分煮ます。
- カレールーと水を加える >> 蓋を開け、野菜に火が通っているか確認し、水700ml(または野菜が隠れるまで)とカレールーを加えます。水を加える前に、スープを味見してみてください。野菜の美味しいだしが味わえると思います。
- ルーを溶かす >> ルーが溶けるまで弱火で数分煮たら完成です。
お皿に美味しい出来立てご飯をのせ、カレーをかけてアツアツでどうぞお召し上がれ!
保存
容器に移して、冷蔵庫で保存します。3日以内に食べ切りましょう。
長期保存したい場合は、冷凍庫で。かぼちゃとじゃがいもは冷凍するとパサパサして食感が悪くなるので、取り出すか、またはマッシュしてからフリーザーバッグに入れてください。冷凍の期間は1ヶ月ほどです。
サンプル献立
カレーライスはしっかりとした味なので、サッパリ味のサラダとスープを加え、味のバランス・いろどりのバランスを考えたこんな献立はいかがでしょうか。
- きゅうりと塩昆布だけ浅漬け
- 豆腐と海藻のサラダ
- 具沢山なかぼちゃの味噌汁
アレンジレシピ
カレーライスをたくさん作りすぎて、連日同じカレーだと飽きてしまう方。翌日は少しアレンジを加えてみてはいかがですか?
- カツカレーライス >> 高野豆腐で作るカツをご飯の上にのせて、カレーをかける。
- カレーうどん >> カレーをだしで薄めてスープを作り、ゆでたうどんにかける。
- カレーグラタン >> オーブン皿にご飯、カレー、ホワイトソース、チーズをのせてオーブンで焼く。
具材のバリエーション
カレーは色々な具材との相性が良いので、お好きな材料に変えたり、加えたりして、バリエーションを楽しみましょう。
他の野菜と入れ替える
- インゲン
- スナップエンドウ
- ズッキーニ
- ナス
- オクラ
ズッキーニやナスは長時間煮込むとトロトロになります。食感を残したい場合は、別に油で炒めておき、カレールーを入れるタイミングで加えたり、または素揚げしてトッピングとしてのせてください。
植物系プロテインを加える
- ひよこ豆
- レンズ豆
- 大豆
- 厚揚げ
- 高野豆腐
- テンペ
- ゆで卵(トッピング)
豆類は別に茹でておいたもの(または缶でもOK)を使用します。
ゆで卵以外は、野菜と一緒に煮込んでもいいですし、あまり柔らかくしたくない場合は、カレールーを入れるタイミングで加えてください。
まとめ
お肉なし野菜たっぷりのカレーを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お肉なしで野菜だけでも、カレーは美味しいです。プラスアルファの野菜は、冬の野菜、春の野菜など、旬の野菜を加えてご家族皆さんでお楽しみください。
最後まで読んでいただきありがとうございます♡ このレシピを作ってみた方、気に入ったという方、下のコメント欄より、スター★でレビューをお願いします!
Chef JA Cooks(シェフジェイクックス)はヴィーガン・ベジタリアンレシピを中心に、シンプルでヘルシーな家庭料理がテーマのフードブログです。和食から洋食まで、調理プロセスの詳しい解説を含めたレシピを発信しています。こんなレシピが知りたい、この素材ってどう使うの?など、ご質問があればお気軽に下のコメント欄より送信ください。
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『肉なし』野菜ベジタリアンカレー(ヴィーガン)
Print Pin SaveIngredients
- かぼちゃ 1/8個
- ピーマン 2つ
- 玉ねぎ 1個
- 人参 1 本
- じゃがいも 3個
- 塩 小1/3
- カレールー 1袋, 150g
- 水 750ml, 6と3/4カップ
Instructions
- 野菜を切る:野菜を食べやすい大きさに切る。
- 野菜を炒める:鍋に油をひき、中火で玉ねぎ→じゃがいも→人参とかぼちゃ→ピーマン、の順に炒める。
- 塩を加える:塩と水50mlを加え、蓋をする。
- 煮込む:グツグツ沸騰して蓋の隙間から蒸気が出てきたら、弱火にして10分煮る。
- カレールーを加える:水 700mlとカレールーを加え、ルーが溶けるまで弱火で2-3分煮る。
Video
Notes
- 道具: ストウブ鍋22cm
- 保存:冷蔵庫で3日。冷凍は1ヶ月。かぼちゃとじゃがいもは冷凍するとパサパサして食感が悪くなるので、取り出すか、またはマッシュしてからフリーザーバッグに入れてください。
- 代替材料:”具材のバリエーション”セクションを参照ください。