大根まるごと一本買っても使いきれない、という方向けに、簡単に使い切れるレシピを集めました!大根の葉から皮まで、無駄なく賢く料理しましょう!

大根はサラダから、スープ、煮物まで、生でも調理しても美味しい、幅広く楽しめる野菜です。 でも丸ごと一本購入しても余らせてしまうことって多々あると思います。それはもったいない!
この投稿では、大根まるごと使い切れる5つのレシピを紹介します。大根の使い方を知って最後まで食べ切りましょう!
- こんな方にオススメ!
- 大根のこともっと知りたい
- 大根を一本買ってもいつも使いきれない
- 大根のレシピを知りたい
では、使い切りレシピに併せ、大根の基本知識、部位による味の違い、保存法、なども解説していきます。レシピだけ確認したい方は、大根レシピへジャンプしてください!
大根のキソ
大根は根野菜の一種で、生でも加熱しても美味しい、様々な調理に対応できる万能な野菜です。白くて太くて長くて重い(1本:1〜2kg) のが特徴。白い根の部分は淡白野菜、葉の部分は緑黄色野菜になります。
大根はスーパーで一年中見かけますが、美味しい季節は2回、夏と冬。夏は北海道が主な生産地で辛味が強いのが特徴です。秋から冬にかけて出回る大根は、甘みが増してきます。主な生産地は千葉県や宮崎県。旬のものだと、一本100円から200円で購入できます。
部位による味の違い
大根は使う場所によって、甘みと辛味、2つの味が存在します。上の葉に近い方は甘く、下に行くと辛味が強くなります。
- 上 : 甘くてみずみずしい
- 真ん中 : 甘みがあり辛味はマイルド
- 下 : 辛い
1本購入したら、ぜひそれぞれの部位を生で食べて違いを体験するといいかもしれません。上の方は、甘みが強くそのまま食べても十分美味しいです。
栄養について
大根は95%が水分で、主な栄養素はカリウムとビタミンC。ビタミンCは皮付近に多く含まれるので皮ごと食べるのが理想。ビタミンCは水溶性なので、実は加熱するとビタミンCは外へ流れ出て行ってしまいます。ビタミンCを最大限に取り入れたい場合は、皮付きのまま生食か、汁ごと食べるスープが最適です。
大根のすごいところでよく知られてるのは酵素。アミラーゼやリパーゼといった消化酵素を含んでいます。酵素は60度以上で加熱するとその機能が失われてしまうので、生で食べるのがベスト。脂の多い魚や、天ぷらなどに大根おろしがついてくるのは、消化を助ける大切な役割があるんです。
また、大根の葉は緑黄野菜になり、実は白い部分より栄養価は高いです。ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富で、緑の葉の代表であるほうれん草や小松菜よりも含有量が多いそうです。捨てるのは本当もったいない、全部食べちゃいましょう。
美味しい大根の見分け方
美味しい大根のポイントです。スーパーで大根を見かけたら、以下の点をチェックしてみましょう。
- まっすぐで、重くて厚みがある
- 水分が十分含まれてハリツヤがある(しなびていない)
- なめらかでヒゲ根が少ない(ボコボコしていない)
- 葉っぱが鮮やかな緑色(黄色くなっていたら古い)
保存方法
買ったらすぐに葉と白い根部分を切り分けます。葉が根の水分を吸収してしまうので、根がしなびていくのを防ぐためです。
- 大根丸ごと : 新聞でくるみ冷暗所か冷蔵庫で2週間ほど保存。
- 使いかけの大根 : ラップでくるみ、冷蔵庫で2週間。食べやすい大きさに切って冷凍庫で1ヶ月保存。大根おろしも冷凍保存可能で、その場合も1ヶ月を目安に使い切る。
- 大根の葉 : 冷蔵庫で数日しかもたないので、すぐに調理するか、小さく刻んで冷凍庫で1ヶ月保存。
部位ごとのオススメ調理法
前述の通り、部位により味に違いがあるので、調理法も味の特徴を生かして変えてあげるのがベストです。部位ごとにみていきましょう。
上(葉に近い部分):甘くて、水分がたくさん含まれているので、生食が最適です。固めなのでカリカリな食感も楽しめます。サラダ、野菜スティック、大根おろし、漬物など。
真ん中 :甘みがあり辛味が少ない、バランスの良い使いやすい部分です。炒め物、煮物、スープなど、いろいろな調理用に向きますが、柔らかいので煮物にすると、よくしみて美味しくなります。おでん、煮物、カレーなど。
下の部分 :一番辛味の強い部位。薄くスライスしてスープに入れたり、漬物や薬味に使うのが適しています。辛味が好みの方なら、辛い大根おろしもいいですね。味噌汁、漬物、薬味、大根おろしなど。
大根の皮:大根の皮、捨てるのはもったいない!皮に近い部分に栄養がたっぷり含まれているので、捨てずに調理しましょう。きんぴら、炒め物、漬物など。
大根の葉:大根の葉は切られて販売されていることが多いですが、もし葉付きを見つけたら、ぜひ買って帰りましょう。大根の葉は白い根の部分よりも栄養価が高いと言われています。辛味があるので濃いめの味付けにするのがいいです。定番のふりかけや、味噌汁に入れたり。我が家ではよくグリーンスムージーに入れます。たくさん入れると辛くて飲みにくくなるので、数枚をアクセントとして入れて美味しく飲んでます。 ふりかけ、漬物、味噌汁、スムージーなど。
大根は葉も皮も調理して美味しく食べられるので、どこも捨てるところがないホールフードです。ぜひ丸ごと食べ尽くしましょう。
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レシピ動画
大根丸ごと調理する様子が動画でご覧いただけます。ぜひこちらもあわせてご覧ください!
まとめ
質問、感想などありましたら、お気軽にコメントください!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡ このレシピを作ってみた方、気に入ったという方、下のコメント欄より、スター★でレヴューをお願いします!
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