「卵・バターなし」ヴィーガンブルーベリーマフィン
卵なし、バターなしでもふんわり美味しい、ブルーベリーマフィンの作り方を紹介します。材料を計量⇨混ぜる⇨焼く、この3ステップでワンボウルで作れるレシピになっています。ぜひお試しを!
我が家の定番デザート、ブルーベリーマフィンは、卵もバターも牛乳も使わないヴィーガンおやつです。簡単なので美味しい!一度たべたらまた作りたくなるマフィンです。
工程がシンプルなので、慣れれば5分でオーブンに入れるだけ、というところまで完成します!ぜひ、5回、10回と繰り返し作ってみてください。
- こんな方にオススメ!
- マフィンが大好き
- ヴィーガンのマフィンを作りたい
- バターも卵も使わないマフィンレシピを探している
- おやつ作り初心者、レシピ以外に材料や道具も知りたい
では、レシピの解説にプラスして材料と道具についても詳しく解説していきます。最後までぜひご覧ください!レシピだけ確認したい方は、後半のレシピカードへどうぞ。
このレシピの特徴
- 卵・牛乳・バターなし、ヴィーガンレシピ
- 全粒粉でふわふわよりはしっかりめのマフィン
- 6個取りのマフィン型使用
- 焼き時間は25分
おやつ作りの基本材料
おやつ作りに使う基本の材料、下記4点の解説をしていきます。
薄力粉
レシピの中では薄力粉と全粒薄力粉を使います。全粒粉とは、、、お米で言うと玄米にあたります。薄力粉は小麦の表皮や胚芽という部分は取り除かれますが、全粒粉の場合はそれらもまとめて粉にします。詳しい解説はこちらご覧ください。
全粒粉を使うことにより、マフィンはどうなるかというと、少し硬めでしっかりした仕上がりになります。
逆に全て薄力粉で作ると、ふわふわの柔らかいマフィンになります。好みの問題ですが、私はしっかりめが好きなので、全粒粉を半量入れています。
お好みで、全粒粉をレシピ通り5割でもいいですし、2割だけでもいいですし、ゼロでもOK。自分好みのバランスをみつけてみるのも楽しいですね。
また、粉選びで気になるのは、外国産か国産(地粉)か。外国産の小麦粉にはポストハーベストと言われる、収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤が含まれています。
小麦粉は、パン作り、お菓子作り、天ぷらやお好み焼きの料理など頻繁に使用する材料なので、安心して使えるものを選びたいですよね。まだ書きたいことはあるのですが、長くなってしまうので下記のリンクを参照ください。
ちなみに、我が家はお菓子作りには北海道産のドルチェを使用しています。
ベーキングパウダー
ベーキングパウダーとは膨らし粉です。ベーキングパウダーには普通のとアルミフリーと2種類あります。
アルミフリー=アルミニウムが含まれていない
以前、アルミニウムにはアルツハイマー病との関係性が指摘されていました。でも現在では、新たな研究結果によりこの因果関係を証明する根拠はないので、あまり気にしなくてもいいようです。でも一度疑いの出たものは気になりますよね。
この赤いパッケージのラムフォードが手に入りやすくてオススメです。カルディに売っています。
油
おやつ作りの油は、太白ごま油を使っています。ごま油といっても、香りのない白いごま油。
ごま油は通常、焙煎してから絞りますが、この太白ごま油は生のまま絞るので、ごま油特有の色と香りがありません。おやつ作りやパン作りに使えますし、もちろん普段のお料理にも。
さらに、酸化しにくい油なのでカラダにも優しい。オススメです。
砂糖
砂糖は色々種類があって、何を選ベば良いか悩んでしまいますね。砂糖選びの際にチェックするポイントはGI値。
GI値(グリセミック指数)とは、食品を摂取後の血糖値の上昇度合いを表現する指標です。GI値が高い食品を食べ続けると、血糖値の急上昇と急降下を繰り返し、糖尿病やその他の生活習慣病になってしまうリスクがあります。
でも甘いもの、美味しいですよね。わたしは大の甘党です。おやつを諦めるのは難しいので、低GI値の砂糖である、てんさい糖を選んでいます。
白砂糖はGI値110、それに比べ、てんさい糖は65と低めです。こちらの記事も興味深いので時間のある方は読んでみてください。低GI値で量は控えめに、、、砂糖の取りすぎには気をつけましょう。
おやつ作りの道具
おやつ作りに便利な道具、下記の5点の解説をしていきます。
スケール
おやつ作り、パン作りには欠かせないアイテム。
レシピによっては、カップで表示しているものもありますが、人によって盛り方が違ったりするので、スケールで測ることをオススメします。おやつ作りで失敗しない為には、正確な計量が大切です。
こちらは2kgまで計量できるタイプのスケール。家で使うのには十分なサイズです。
マフィン型
6個タイプのマフィン型が一つあると便利です。油をひかなくても、型にこびりつかずにするっと取れます。
スパチュラ
材料を混ぜる時に必要なスパチュラ。スプーンでも代用できますが、おやつ作り専用に一つあるととても便利です。
わたしは、このOXOのスパチュラを色違いで3本所有しています。先端がふにゃふにゃじゃなく、ある程度しっかりしていて、材料が混ざりやすい。
そして、ハンドルのグリップがちょうど良いサイズで持ちやすいです。ボウルの側面についた生地も、しっかり最後まで綺麗に取れます。材料を混ぜ、型に入れるまで、このスパチュラだけで完了します。
道具紹介の中でもイチオシアイテムです。
ミキシングボウル
粉があちらこちらに飛び散らない為にも、少し背の高いボウルがあるといいです。サラダをドレッシングと和えたりする時にも使えます。しかも、このボウル、見た目が美しい!そのまま器としても使えそう。
ストレーナー
粉をふるう時に使う、ストレーナー。粉や砂糖がダマになっていると、食感にも影響してくるので、必ず振るいましょう。持ち手と出っ張りがあって、ボウルにひっかけられるタイプが便利です。
また、麺類の水切りや、野菜を洗ったりと普段の料理にも使えますので、出番の多いキッチンアイテムだと思います。
📋 必要な材料
使う材料はこちら!(詳しい分量は、下のレシピカードに記載しています)
薄力粉、ベーキングパウダー、油、砂糖は前半で詳しく解説していますので、省略します。
豆乳は無調整のものを使用します。
ブルーベリーは便利な冷凍ブルーベリーを使います。旬の夏には、ぜひ生のブルーベリーをお使いください。
🔪作り方の詳しい解説
では、詳しい工程をみていきましょう。レシピ動画もありますので、こちらもご覧ください。
まずは、オーブンを180度に予熱してください。
- 液体類を加える >> 豆乳、油、砂糖、塩をボウルに入れます
- 液体類を混ぜる >> 油と豆乳がなじむまで、スパチュラを使ってしっかり混ぜてください
- 粉類を加える >> ボウルの上にストレーナーを置き、薄力粉、全粒薄力粉、ベーキングパウダーを加えます
- 粉類を振るう >> 加えた粉類を振るい入れ、ざっくり混ぜます
- 冷凍ブルーベリーを入れて混ぜる
- マフィン型に入れて焼く >> スパチュラですくってマフィン型に均等に生地を入れ、180度に予熱したオーブンで25分焼く
出来上がり!
冒頭でもお伝えしましたが、このレシピを繰り返し作って慣れると、4のステップまで5分で完了します。これならちょっと忙しい合間でもサクッと作れますよね?ぜひお試しください♪
保存
保存は、常温なら2日以内、暑い季節は必ず冷蔵庫で保管して、3日以内に召し上がりください。食べきれない場合は、ラップに包んで冷凍保存で1ヶ月以内に召し上がりください。
バリエーション
レシピ通りブルーベリーマフィンを作ってみたら、ちょっとアレンジしてバエーションを増やしてみましょう!
- 小麦粉を全て薄力粉にすると、ふわふわで柔らかいマフィンになります
- 冷凍ブルーベリーを他のベリー(いちごやクランベリー)に変えても美味しいです
- 冷凍ブルーベリーを潰して生地に混ぜ込めば、綺麗なパープル色のマフィンが出来上がり
まとめ
さて、ヴィーガンブルーベリーマフィンを紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
今回はレシピだけではなく、基本の材料や便利な道具などを詳しく紹介させていただきました。今後のおやつ作りのご参考になれば嬉しいです。
質問、感想などありましたら、お気軽にコメントください!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡ このレシピを作ってみた方、気に入ったという方、下の”コメントを残す”より、スター★でレビューをお願いします!
Chef JA Cooks(シェフジェイクックス)はヴィーガン・ベジタリアンレシピを中心に、シンプルでヘルシーな家庭料理がテーマのフードブログです。和食から洋食まで、調理プロセスの詳しい解説を含めたレシピを発信しています。こんなレシピが知りたい、この素材ってどう使うの?など、ご質問があればお気軽に下のコメント欄より送信ください。
おすすめヴィーガンマフィン・ケーキレシピ
ブルーベリマフィン(ヴィーガン)
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- ブルーベリー 50g
A液体類
- 豆乳 140g
- 油 60g
- 砂糖 40g
- 塩 少々
B粉類
- 薄力粉 100g
- 全粒薄力粉 100g
- ベーキンパウダー 大さじ1
Instructions
- オーブンを予熱:180度に余熱。
- 液体類を加え:Aをボウルに入れ、よく混ぜる。
- 粉類を加える:ボウルにストレーナーを置き、Bを加えて振るい入れ、ざっくり混ぜる。
- ブルーベリー:ブルーベリーを入れて混ぜる。
- 型に入れる:マフィン型に生地を均等に流し入れる。
- 焼く:180度で予熱したオーブンで25分焼く。
Video
Notes
- 道具:マフィン型は6個取り
- 代替材料:全粒粉がない場合は全て薄力粉にしても大丈夫です。豆乳は牛乳、または他のミルクで代用して構いません。油は太白ごま油を使用していますが、他の匂いが強くない油で代用していただけます(オリーブオイルはおすすめしません)。
- 型にくっついて取れない場合は、次回からは油を内側にうっすら塗ると取れやすくなります。もしくはグラシンカップを敷いて焼いてください。
- オーブンから出した後はケーキクーラー(揚げ物バットでもOK)に型ごと置いて冷ましてください。