シュワシュワが美味しい!フレーバーコンブチャのレシピ(コンブチャ2次発酵)
ご自宅でオリジナルのフレーバーコンブチャを作ってみませんか?自分好みのコンブチャで毎日イキイキ!コンブチャの2次発酵について詳しく解説します!
コンブチャはお茶を発酵して作られる発酵飲料です。もう知ってるよ、もう試したよ、という方はぜひ次のステップ、2次発酵に進みましょう!
コンブチャの2次発酵は、1次発酵が終わったコンブチャにフレーバーを加えて発酵します。2次発酵が終わると、あら不思議、シュワシュワ美味しい発泡ドリンクの出来上がり!
- こんな方にオススメ!
- コンブチャが好き
- コンブチャを自分で作りたい
- コンブチャの2次発酵について知りたい
- フレーバー付きコンブチャのレシピを知りたい
まだコンブチャを作ったことのない方は、こちらコンブチャの作り方1次発酵からスタートしてみましょう!
では、材料や作り方を解説していきます。レシピだけ確認したい方は、後半のレシピカードへジャンプしてください!
このレシピの特徴
- コンブチャの作り方:2次発酵
- フルーツジュースを使ったフレーバーコンブチャ
- フレーバーの加え方
- ボトルオープンの注意点
- フレーバーバリエーション
フレーバーコンブチャとは?
フレーバーコンブチャは、シュワシュワ美味しい発泡ドリンクです。
1次発酵が済んだコンブチャに、フルーツなどのフレーバーを加えて密封できるボトルに入れて、2日から6日ほど常温に置いて発酵させます。
そうすると、コンブチャの酵母が、フルーツに含まれる糖分を分解して炭酸ガスを作ります。
そうして出来上がったコンブチャを、コンブチャ2次発酵、またはフレーバーコンブチャと呼びます。
ビールやシャンパンの製造方法で使われるボトルコンディション(瓶の中に入れて発酵させる)と似たプロセスだそうです。
2次発酵したフレーバーコンブチャのボトルを開けると、炭酸がブクブクと上がってきて、飲むとシュワッとします。
自宅で発泡ドリンクが作れるなんて、最初は驚きでした!
そして、これがコンブチャの醍醐味!加えたフレーバー次第で自分好みの発泡ドリンクが作れちゃう!微炭酸だったり、強めの炭酸だったり、香りが良かったり、甘めの出来上がりだったり。全て調整できます!
フレーバーの加え方
フレーバーコンブチャ作りには、フルーツなどの糖分を加えますが、それをどのように加えるかを解説していきます。
ざっと4パターンあります。
- フルーツジュース(果汁100%)を加える
- カットしたフルーツを加える
- ピューレ状にしたフルーツを加える
- 砂糖やはちみつなどの甘味料を加える
加える糖分のフォームによって、発泡の加減が変わってきます。
一通り試してみましたが、短い発酵期間で炭酸がみごとに成功するのがフルーツジュースを加える方法です。
カットしたフルーツは発酵までに時間がかかり、炭酸になったりならなかったり。使用したフルーツによってかなりばらつきがありました。
そのため、このレシピでは一番簡単なフルーツジュースを加えたフレーバーコンブチャを紹介します。
(ピューレで作るコンブチャレシピ:ミックスベリーコンブチャもご覧ください。)
🥣必要な道具
フレーバーコンブチャ作りに使用する道具を紹介します。
- スイングトップボトル(360ml)
- じょうご(9cm)
- レードル(またはピッチャー)
- マスキングテープ
スイングトップボトルのような密封できるボトルはマストアイテムです。2次発酵のプロセスで炭酸ガスが発生しますので、蓋が簡単に取れてしまう容器では、中の圧力で液体が勝手に出てくる可能性があります。事故を防ぐため、必ず密封できる容器をご使用ください。
ボトルに移すときに必要なのがじょうごとレードルです。レードルはピッチャーでも代用できます。
あと、マスキングテープに発酵開始日を書いてボトルに貼っておくと便利です。ポストイットでもいいですね。
📋 必要な材料
使う材料はこちら!(詳しい分量は、下のレシピカードに記載しています)
- 1次発酵したコンブチャ:詳細はコンブチャの作り方をご覧ください。
- フルーツジュース:このレシピではパイナップルジュースを使います。スーパーで売っている果汁100%ジュースでOKです。パイナップルは発泡しやすいので初心者向きです。もちろん他のフルーツジュースでもOK!
🔪作り方の詳しい解説
では、作り方を解説していきます。レシピ動画もご覧ください!
まず最初に、スイングトップボトルを洗って消毒しておいてください。
- 1次発酵したコンブチャ2カップとスコービーを次回の発酵のために取り分けておく
- コンブチャをよく混ぜる
- スイングトップボトルにじょうごをのせ、フルーツジュースを入れる
- 同様にコンブチャを入れる
- ボトルの口をキッチンペーパーで拭いて、蓋をする
- 日付を書いたテープを貼り、冷暗所で発酵する
2次発酵する
次は発酵のプロセスになります。
直射日光の当たらない室温に置いて発酵させます。私はキッチンカウンターの隅に置いています。
発酵日数は2日から6日くらいです。室温によって発酵スピードが変わります。ざっくり言うと、暖かい季節なら2−3日、寒い季節なら5−6日、といった感じです。
また、ご自身の味の好みにより開けるタイミングを調整しても良いです。
甘めで微炭酸がお好みなら2日目で、酸味があって強めの炭酸がお好みなら6日、またはそれ以上発酵してもOK!
ボトルオープン!
ボトルを開ける前に、必ず冷蔵庫に入れて冷やしてください。冷やしてから開けた方が中の炭酸が噴き出しにくいです。
ボトルの開け方ですが、蓋を抑えたままスイングトップボトルの金具を下ろします。ボトルの中から圧を感じると思うので、少しそのまま待ってシュワシュワの炭酸が落ち着いたところでコップに注いでください。
いちど大失敗したことがあります。蓋を抑えずにポンっと開けてしまってコンブチャが部屋中に噴射してしまったことがあります。天井にまで飛んでいきました。。。その後の掃除が大変でした。。。
ということもありますので、開けるときは必ず蓋を抑え、ゆっくりと開けてください。
ボトルを開ける様子はこちらの動画をご覧いただければ参考になると思います。
フレーバーバリエーション
お好みのフルーツジュースで試してみましょう!
- リンゴジュース
- マンゴージュース
- ピーチジュース
- ブルーベリージュース
- みかんジュース
どれでも大丈夫です。
上の写真は、ブドウジュース、オレンジジュース、パイナップルジュースをボトリングしたもの。
2次発酵6日目に冷蔵庫に入れ、8日目に開けてみて、味の違いを観察してみました。
同じコンブチャを使って発酵期間が同じでも、加えたフレーバーによって味や炭酸ガスの量に差が出ます。
ブドウは微炭酸でスッキリした味です。オレンジとパイナップルはコップに入れると半分ぐらいは泡になるほど炭酸しっかりめで甘さと酸味がちょうど良かったです。
ぜひこの手作り発泡ドリンクの美味しさを味わってください!
まとめ
フレーバーコンブチャをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
一度作り方の流れを把握すると、それほど難しいことはありません。オリジナルの美味しい発酵&発泡ドリンクをぜひご自宅でお楽しみください!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡ このレシピを作ってみた方、気に入ったという方、下のコメント欄より、スター★でレビューをお願いします!
Chef JA Cooks(シェフジェイクックス)はヴィーガン・ベジタリアンレシピを中心に、シンプルでヘルシーな家庭料理がテーマのフードブログです。和食から洋食まで、調理プロセスの詳しい解説を含めたレシピを発信しています。こんなレシピが知りたい、この素材ってどう使うの?など、ご質問があればお気軽に下のコメント欄より送信ください。
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Print Pin SaveIngredients
- 1次発酵ずみのコンブチャ 2.5L-3L
- フルーツジュース 500ml-600ml
Instructions
- ボトル消毒:スイングトップボトルを洗って消毒する。
- スコービーを取り出す:1次発酵したコンブチャ2カップとスコービーを次回の発酵のために取り分けておく。
- 混ぜる:コンブチャに含まれる酵母を均等に分散させるため、コンブチャをかき混ぜる。
- ジュースを加える:スイングトップボトルにじょうごをのせフルーツジュースを入れる。
- コンブチャを加える:同様にコンブチャを入れる。
- 発酵する:蓋をして、日付を書いたテープを貼り、冷暗所で発酵する(2日から6日)。
- 冷やす:発酵が終わったら冷蔵庫で冷やす。
Video
Notes
- 道具:スイングトップボトル(360ml)、じょうご(9cm)、レードル(おたま)(またはピッチャー)、マスキングテープ
- ボトルに入れる前に、1次発酵したコンブチャを必ずかき混ぜてください。中の細菌と酵母がコンブチャ全体に均等になるようにすることで、2次発酵の品質を一定にします。
- 室温によって発酵スピードが変わります。暖かい季節なら2−3日、寒い季節なら5−6日を目安としてください。
- ボトルを開ける前に、必ず冷蔵庫に入れて冷やしてください。冷やしてから開けた方が中の炭酸が噴き出しにくいです。
- ボトルを開けるときは必ず蓋を抑え、ゆっくりと開けてください。