みんな大好き、定番の野菜の天ぷら!作り方のポイントを押さえて、サクサク美味しい天ぷらを揚げましょう!

いつも天ぷらがべちゃっとしがち、という方、それには原因が!衣の作り方、揚げ方のコツを知るだけで(どれも簡単)、いつもの野菜の天ぷらがサックサクに変身!
ぜひコツをつかんで、美味しい天ぷらを揚げましょう!
- こんな方にオススメ!
- 野菜の天ぷらのレシピを探している
- サクサクな天ぷらが食べたい
- サクッと揚げるコツが知りたい
- 野菜の天ぷらのおすすめの具材が知りたい
では、材料や作り方を解説していきます。レシピだけ確認したい方は、後半のレシピカードへジャンプしてください!
このレシピの特徴
- 野菜天ぷらレシピ
- サクッと揚がるコツ
- 衣は卵なし
- 具材のバリエーションあり
📋 必要な材料
使う材料はこちら!(詳しい分量は、下のレシピカードに記載しています)
- 野菜:このレシピではかぼちゃ、さつまいも、ピーマン、ナスを使用します。他の野菜でもOKです。"野菜天ぷらの具材"の一覧も参考にご覧ください。
- 油:天ぷらには太白胡麻油がおすすめです。サクッとした仕上がりになります。コクや香りが欲しい場合は、普通のごま油を少し追加すると良いです。また、サラダ油とブレンドするのもOKです。
- 衣:卵を使わない衣です。冷水、薄力粉、ベーキングパウダーを使って衣を作ります。
- 天つゆ:市販のめんつゆに大根おろしを入れていただきます。手作りのめんつゆはかけそばのレシピで紹介していますのでこちらもご覧ください。
天ぷら粉
天ぷら用に調整された粉です。
主な原材料は小麦粉(主に薄力粉)、卵粉、でん粉、ベーキングパウダー、着色料、乳化剤となっています。
グルテンを作りにくくしたり、サクッとした食感になるように調整されているので、衣づくりのコツを知らなくても誰でも簡単に美味しい天ぷらを揚げることができます。
天ぷら粉はあると便利ですが、わざわざ買わなくても薄力粉とベーキングパウダーで十分代用できますので、天ぷら粉はこのレシピでは使いません。
🔪作り方の詳しい解説
では、作り方を解説していきます。レシピ動画もご覧ください!
- かぼちゃとさつまいもは薄切り、ピーマンは4等分に切り、ナスは4等分にして一定の幅で切り込みを入れて扇状に広げる。
- ボウルに冷水を入れる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを振るい入れる。
- 少し粉が残るくらいまで混ぜる。
- ピーマンとナスには打ち粉をする。
- 鍋に2cmほどの高さの油を入れて170度に加熱し、野菜に衣をつけて鍋に入れる。
- 火がとおるまで揚げる。
- カリッと揚がったら、揚げ物バットにのせて余分な油を切る。
- 揚げている間に大根をおろす。
- 大根おろしをめんつゆに加える。
たくさん揚がりました〜揚げたてを天つゆにディップしてどうぞ召し上がれ!
このサクサク感が最高です。食べ過ぎにご注意ください!
サクサク天ぷら作りのコツ
ちょっとしたコツを知っていると、天ぷらが簡単にサクサクッと仕上がります!衣作りと揚げ方のコツを紹介します!
衣作りのコツ
1. 薄力粉を使う
グルテンの含有量が少ない薄力粉を使ってください(強力粉は使わない)。
2. 冷水を使う
ぬるい水よりも冷水を使うことでグルテンを抑えることができます。温度が高いとグルテンが作られやすいのでできれば粉も冷やしてく方がベターです。
3. 粉をふるう
粉を振ることできめが細かくなるので、空気が入りサクッと軽い食感がアップします。
4. 混ぜすぎない
衣の材料を混ぜすぎるとグルテンの粘りが出て仕上がりがベタッとなるので、ダマや粉っぽさが残る程度でも大丈夫なので、ざっくり混ぜてください。
5. 衣は最後に作る
衣は時間とともに粘りが出てくるので、揚げる準備ができてから最後に用意してください。
揚げる時のコツ
1. 食材に打ち粉をしてから衣をつける
打ち粉をすることで、食材が持つ水分を抑え、衣がべちゃっとなるのを防ぐことができます。また、衣が食材にピタッとくっつきはがれにくくなります。油はねもしにくくなります。ピーマンやナスなど水分が多い食材は打ち粉をしましょう。かぼちゃやさつまいもは必ずしも必要ではありません。
2. 一度にたくさん揚げない
一度にたくさんの食材を鍋に入れると、油の温度が下がります。そうすると、衣に含まれている水分が上手く蒸発せず、仕上がりがベタッとなってしまいます。揚げ温度を一定に保つため、入れる量は鍋の⅔以下にしておきしょう。
3. 揚げ玉を取り除く
揚げ玉をそのままにしていると、新しく揚げた天ぷらに古い焦げた揚げ玉がくっついてしまい食感を損ないます。揚げ玉はこまめに取り除きましょう。
4. しっかり油を切る
揚げたあとの油切りも大切です。網をのせたバットに並べて余分な油を落とします。重ねずなるべく立てて置きましょう。
食べ方:塩 ?天つゆ ?
天ぷらには何をつけて食べますか?一般的には以下のような感じかと思います。
- 天つゆと大根おろし
- 塩
- 醤油
- ソース
私の場合、子供の頃はよく醤油やトンカツソースをつけて食べていましたが、今は、天つゆと大根おろしがいいですね。
ついつい食べ過ぎても大根おろしが消化を助けてくれるので、翌日の胃もたれもなく過ごせます。
天つゆが面倒な方は、お塩をパラっとかけるだけでも良いですね!
野菜の天ぷらの具材
他の具材でも野菜の天ぷらを作ってみましょう!しそ、アスパラ、オクラ、、、どれも美味しいですね。野菜の天ぷらはバリエーションが豊富です!
- かぼちゃ
- さつまいも
- ナス
- ピーマン
- オクラ
- しそ
- ししとう
- アスパラガス
- ズッキーニ
- 玉ねぎ
- にんじん
- 椎茸
- まいたけ
- エリンギ
- えのき
- れんこん
- ケール
サンプル献立
天ぷらの盛り合わせで献立を立ててみましょう!
天ぷらで油を消費しているので他のおかずはなるべく軽めのものにします。例えばこんな感じ:スープとサラダにタンパク源のツナ入り卵焼きをプラス。
ちなみに、献立作りのワンポイント:いろいろな色の材料を使う!そうすると、バランス良くいろいろな栄養を摂ることができるのでおすすめです!
まとめ
野菜の天ぷらをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
衣づくりや揚げ方のコツを知っていると仕上がりに差が出ます!ぜひサクサクで美味しい天ぷらを揚げましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡ このレシピを作ってみた方、気に入ったという方、下のコメント欄より、スター★でレビューをお願いします!
Chef JA Cooks(シェフジェイクックス)はヴィーガン・ベジタリアンレシピを中心に、シンプルでヘルシーな家庭料理がテーマのフードブログです。和食から洋食まで、調理プロセスの詳しい解説を含めたレシピを発信しています。こんなレシピが知りたい、この素材ってどう使うの?など、ご質問があればお気軽に下のコメント欄より送信ください。
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📖 Recipe
Ingredients
- かぼちゃ、さつまいも、ピーマン、ナスなどお好きな野菜
- 油 適量
衣
- 冷水 200ml, 1カップ
- 薄力粉 100g, 1カップ
- ベーキングパウダー 小さじ½
天つゆ
- めんつゆ 300mlくらい, 2倍濃縮の場合
- 大根 2cmくらい
Instructions
- 野菜を切る:かぼちゃとさつまいもは薄切り、ピーマンは4等分に切り、ナスは4等分にして5mm幅の切り込みを入れる。
- 衣を作る:ボウルに冷水を入れ、薄力粉とベーキングパウダーを振るい入れる。少し粉が残るくらいまで混ぜる。
- 油の準備:鍋に2cmほどの高さの油を入れて170度に加熱する。
- 揚げる:ピーマンとナスは打ち粉をしてから野菜に衣をつけて鍋に入れ、火がとおるまで揚げる。揚げ物バットにのせて余分な油を切る。
- 天つゆ:揚げている間に大根をおろし、めんつゆと一緒に添える。
Notes
- 道具:鉄フライパン22cm
- 具材のバリエーション:「野菜の天ぷらの具材」セクションをご覧ください。
- 衣を混ぜすぎると粘りが出て仕上がりがベタッとなるので、ダマや粉っぽさが残る程度にざっくり混ぜるぐらいで大丈夫です。
- 野菜によって揚げる時間が異なりますので、野菜ごとに揚げ時間を調整してください(かぼちゃ1分半くらい、さつまいも2分くらい、ピーマン1分くらい、ナス1分くらい)。
- 野菜をたくさん一度に入れると油の温度が下がります。入れすぎないようにして、油の温度を170度にキープするようにしてください。
- 塩でいただいても美味しいです。
- 残った衣は捨てずに天かすを作って麺類のトッピングなどに活用しましょう。
- 1人分:かぼちゃ2個、さつまいも2個、なす2個、ピーマン2個
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